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鉄コレ 京阪3000系

  • 執筆者の写真: 青海湊
    青海湊
  • 2023年5月10日
  • 読了時間: 5分

※本記事は2019年以前に作成したものを再編集したものです


こんにちは、青海湊です。


再編シリーズ第3弾は京阪3000系です。

我が家ではいまだに最大勢力ですので、記事がちょっと長くなるかもですが…


→第4弾(京阪1900系 特急車)


[所持している形態]

  • 3001+2ユニット(1次車)

登場時は密自連でしたが徐々に形態が変わって…。

個人的に一番"美しい"見た目はこの2年間だったんじゃないのかな…と。

結局、3次車登場の時には肘掛くらいしか差がなくなってしまいましたね。


模型で再現しているのは3次車登場(1973年)から、鴨東線開業(1989年)までの、密連&3両+3両分割時代です。

  • 3007+8ユニット(2次車)

こちらも登場時は密連でしたが、1次車と異なるコックとホースが特徴でした。

こっちの形態も1年で消滅したためか、写真はあまり見たことがなく…。


こちらも模型で再現しているのは3次車登場(1973年)から、鴨東線開業(1989年)までの、密連&3両+4両分割時代です。

  • 3011+12ユニット(3次車)

3両+4両と3両+3両の組み合わせがあった3次車。

1次車の登場時が"美しい"なら、一番"格好いい"のは、電連装備の形態かなと。


模型で再現した3011+12は、テレビアンテナが試験増設されていたのが特徴でしたね。もちろん、その形態です。

  • 3503-⑦-3004

鴨東線開業時に登場した8000系により、翌年の1990年からは押し出されるように廃車・組換が進んでいきました。

その中で2回だけあった5M2Tの編成(つまり3600のかわりに3100が入っている)のうち、1回目の編成になります。

  • 京都地下鉄線 開業祝賀列車

京都地下鉄線開業(東福寺~三条の地下化)の際に走った祝賀列車です。

余った先頭車を使って作ってみました。


京阪3000系については(…いや3000だけでなく全京阪に対して)、倶楽部2600の皆様がまとめられた資料が、素晴らしいものですので、ぜひ訪ねてみてくださいね。



[3001+2ユニット(1次車)] TVアンテナ最後に記載


これが最初に作った京阪3000系になります。

事業者限定鉄コレで出たものがベースで、普通の特急運用にしています。


▲ライトユニットはイズムワークス製、車番インレタはジオマト製


▲標識灯枠はトレジャータウン製品、ジャンパ線はKATOのオハネフ用Assyより


▲ワイパーはボナの京王6000系用、床下はタミヤのガンシップグレイ


▲クーラメッシュはRC阿波座製の神鉄用、優先席インレタはジオマト製


あとの加工は、パンタの再塗装や色差し、墨入れ程度の軽めです。



[3007+8ユニット(2次車)] TVアンテナ最後に記載


基本的な加工は1次車とほぼ同じですが、自作ライトユニットを載せています。


▲両先頭に「びわこ連絡」の副標を取付


また、これは一般販売の2次車からではなく、事業者限定の1次車から作製したため、3100から3600を生み出す錬金をしています。

▲屋根上機器を切除しサフを吹いた状態

▲完成した3600型3608号車



[3011+12ユニット(3次車)] TVアンテナ最後に記載


基本的な加工は2次車とほぼ同じで、ライトユニットも自作したものを載せています。


こちらのベースは一般販売の2次車。

したがって、3600型の作成は不要ですし、後述のTVアンテナ程度しか加工はしてません。


▲特徴である3000側のTVアンテナも目立っていいですね


副標は「黄ミシガン」。

本当は「ミシガンショウボート・ナイト」の色が綺麗で採用したかったんだけど、なんでやめたんだっけ…理由があったはず…



[3503-⑦-3004 (5M2T)] TVアンテナ最後に記載


一方で、この編成は他のものと弄ってる箇所が違ったりします。


そもそも、鴨東線開業に際して実車に生じた変化が、

  1. 8000系の組み込み (3+3のユニットのみ)

  2. 8000系と揃えた明るめの赤・黄へ塗装変更

  3. スカートにある電連用の切りかけを埋戻し (1次車は対象外)

  4. 前面貫通幌の撤去と密自連化

  5. 7両固定につき、封じ込め先頭車のスカート撤去

  6. 一部車両(3502,4,6,8,12,14)に電話室とアンテナ設置

  7. 優先席ステッカー貼り付け位置の変更(最前窓から戸袋窓へ)

と、多岐にわたるので、この中から該当する2,4,5,7の加工を実施します。


塗装変更は下側だけをマスキングし、クレオスのあずき色を吹き付けています。

▲感覚で試した割には綺麗にハマってくれましたね(左)


前面の貫通幌は、外した穴を埋めて部分的にタッチアップ。

▲把手は銀色の線を貼り付けて再現…(今なら手すり植えるのに)


スカート撤去は加工というより、外すだけですので特に書くこともなく…


優先席ステッカーも、淀屋橋方先頭車の貼る位置を変更するだけです。

▲奥側が開業後に貼り直された場所


▲3503-⑦-3004 (5M2T)。3次車が混じることでTVアンテナもカオスなことに…


3510のスカート有無は要検証ですね(付いてないと思うんですが)。

それにしても、5M2Tじゃなければやらなかったであろう、鴨東線開業後の3000系…やはり原形のスマートさは全然ないですね…。



[京都地下鉄線 開業祝賀列車]


余っていた先頭車に、自作の装飾品を取り付けたもの。

▲周囲のモールは赤糸と金塗料で再現



[TVアンテナについて]


京阪特急と言えば「テ レ ビ カ ー」ということで、3000系のテレビアンテナについても少し。


京阪3000系は1900系で確立された、八木アンテナを直角に並べる手法を採用しています。

ただ、次車によって搭載位置や角度に差異がありました。


▲過去に作成した資料


▲もちろん模型でもアンテナの差は再現しました


やっぱりこの形式は"格好いい"と"美しい"が両立していていいですね。

久しぶりに樟葉のアレを見たくなりました。



[まとめ]


再編記事は、次回の1900系が最後になります。


それでは!

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